東京行俊のマーケティングブログ

気になったことを独自の目線で斬っていくだけのブログです。

新築現場に出入りする業者

注文住宅を建てて完成させるまでには様々な業者が建築現場に出入りする事になります。最も有名で誰もが知っているのは勿論大工ですよね。建築現場には大工以外にも実に沢山の業者が出入りするのです。まず家の基礎を造る段階では型枠大工が入り、建築の為の基礎を造ります。それが完成すると今度は鳶職人がやってきて家の周囲を囲うように足場を組みます。それが終わるといよいよ大工の登場です。大工は入ってきた木材を使って土台を敷き、その上に柱を立て梁を架けていきます。屋根まで仕上がり棟上したら次に入ってくるのは水道設備業者と電気設備業者です。電気業者が屋内の配線などを済ませていき、水道業者も床下や壁に配管を通す工事を施します。最近では外壁を貼る専門業者がいるので、そういった業者も入ってくる可能性はありますし、他に屋根業者、内装業者など、様々な業者が注文住宅の建築現場には入ってくるのです。それぞれの業者にしか出来ない作業ばかりなので、入ってくる業者全てが専門職という事になります。家を建てる前の段階では設計士という専門家も携わっていますよね。

注文住宅とローコスト住宅

注文住宅を建てる人というのはやはり拘りが強い人が多いようです。間取りから設備、外観までをも自分の好み通りにしたいという人が多く、拘りの為にはお金はいくら掛かっても良いという人まで存在します。最近の流行にローコスト住宅というものが存在します。ローコスト住宅というのは極限までコストを削減した住宅で、今まででは考えられなかったような坪単価を設定しているような住宅です。低単価の秘密は資材を大量に購入したり、大工などの賃金を抑えたり、設備や内装材をある程度規格化したりという企業努力の賜物です。ローコスト住宅は、何が何でも家が欲しい、という人向けn商品であると言えます。一方の注文住宅はある程度拘りを持つ人が建てるので、それなりにお金は掛かってしまいます。設計などにも時間をかけ、設備なども自分が良いと思った物を使用する為にコストはかなり上がってしまいます。その為注文住宅は、お金は掛かってもいいからとにかく自分好みの拘った家が欲しい、と思っている人向けだと言えるでしょう。注文住宅などはその性質上工期も長くなりがちですが、ローコスト住宅などは工期も短めです。

 

加藤行俊